気診とは

人間は、目に見える身体と、身体を取り巻く目に見えない「気」でできています。
その目には見えない「気」を、胸鎖乳突筋という筋肉で気の有り様を映し出すことによって、心や身体の状態を知る方法が気診です。
すなわち、気診とは「気」の診断の意味です。

ある条件をイメージして、自らの胸鎖乳突筋が弛緩するかしないかを判定します。
ある事象が認められるなら緊張、認められないなら弛緩と条件付けしておくと、そのように胸鎖乳突筋は反応します。

たとえば、煙草を持って、この煙草が自分の身体に合っていますか?良い物ですか?
と条件付けをして、胸鎖乳突筋の弛緩を確認します。
胸鎖乳突筋が緊張する人には、合っていない。よくない。
弛緩する人には合っている。良い物という結果になります。
この場合持ったものが煙草ですから、ほとんどの人に緊張の反応が見られます。

☆ 気って何?

生体が持つエネルギーです。
人間だけでなく、動物も植物も鉱物も、この世に存在する全ての物が持っています。

☆ 気診って何?

身体を取り巻く気の状態を調べ、気を改善する気功法です。
兵庫県の整形外科医、小田一先生が考案開発された気の診断と気功のシステムです。

目にも見えず、画像としても表せず、数値化もできない「気」を、理屈、言葉で説明することはできません。
ただこんなものですという状態の説明だけができるのであって、これを受け入れられるかどうかは感性だけのちがいです。
ただ感性の合う方だけが、理解、実践できるというものではなく、すべての人に備わった感覚であるということも間違いありません。

☆どうして胸鎖乳突筋で調べるの?

気診開発者の小田先生はある朝目覚めたら、胸鎖乳突筋の緊張、弛緩がわかるようになったそうです。
最初は対面で患者さんの胸鎖乳突筋をつまんでいましたが、人によって差があるので自分の胸鎖乳突筋で調べるようにしたそうです。
ただし、胸鎖乳突筋だけでなく全身の筋肉が緊張したり弛緩したりするので、他の筋肉を触ってもその変化がわかります。

「気診」とはという理屈ではなく、気診を初めて習っている様子、参加者の感想等をお読みなって、気診を感じとって頂いた方が、解りやすいと思いますので、その様子を記してまいります。

校長の小倉が開催した無料体験会の様子

昨日は気診無料体験会がありました。気診が初めての方、気診を日常生活に取り入れて自分に合うもの、合わないものをみている方が受講されていました。
気診は目に見えない身体の周りの気(オーラ)も身体の一部として捉え、食べ物など自分に合うものを持った時と、合わないものを持った時の気の状態をみることができます。
皆でその気の状態を首の筋肉の胸鎖乳突筋を使って体験しました。
合うものを持った時は身体が緩むので、その方を気診している方も身体が緩み楽になると話していました。
また気診中に身体が温かくもなったそうです。
気が相補で影響し合っているようで皆、気の影響に驚いていました。
場や周りの環境の気を調えるということは自分の気を調えることからのようです!
気診で自己調身をして養生を続けると自分の気が調っていきます。
気診ライフを楽しく過ごせたらと思います!

校長先生 小倉の「気診の考察」

小田一先生が開発された胸鎖乳突筋検査法は、「身体が不適応な刺激を受けると全身の筋肉が緊張する」という性質からスタートしています。
その筋肉の緊張を捉える中で、さらに周囲を取り巻く気の変化にも気付きました。
それが気診の発見です。
さらに研究を重ねると、気には質の違ういくつかの層で成り立っていることを小田先生は見つけました。
その中でも精妙な気を捉えるようにすると気が光る領域を見つけたようです。
気診で身体を取り巻く気(オーラ)がクリアに広がり光った時に、患者さんの自覚症状や検査結果が改善してきました。
(気のレベルが上がった者には身体を取り巻く気を目で見ることができます)
これらのことから、人間には、身体を取り巻く気が存在し、それが病気や健康と大きく関わっていると考えられます。
T工業大学のK先生の研究によれば、その光は、「生物フォトン」と言われ、生きているものすべてに存在しているそうです。
その光が多く発光している時に、人間の自然治癒力も大きく働いているのではと考えております。
これらのことは私だけでなく、私と共に気診を勉強している20名ほどの方々が同じように「気」の変化を捉えることができます。
気の改善に最も効果的なことは、顎を弛める、つまり口を少し開くことです。
身体の緊張がすぐに改善し、人によっては周囲の気が大きく光ります。
本来上下の歯と歯は安静時、接触していないのが正常な状態です。
これを安静位空隙と呼びます。
この安静位空隙を保てないために、歯と歯が接触していると考えています。
「口はしっかり結んで」という教育も追い打ちをかけているよう思います。歯と歯が接触した状態では、常に身体が緊張し神経に異常な信号が送られ、脳に何らかの刺激を与えているのではないかと考えています。
この刺激が様々な不定愁訴を誘発しているのではないでしょうか。
さらに接触よりも強くかみしめている場合には、身体はリラックスできず、交感神経が緊張し続けるのではないかと考えています。まずは口元を弛めることが大切です。
次に食事ですが、今流通している多くの物が、食べると気を乱してしまいます。
特に健康食品の多くは、成分が凝縮されているためか、特に身体を取り巻く気が悪くなるものが多いです。
また個人で身体に合うものは異なるのですが、今は合うか合わないか全く解らずに毎日定期的に摂取しています。
これは、とても危険なことと考えています。身体に合わない物を摂ると、身体は緊張して異常を訴えますが、現代人はそれを感じる感性を失っているのでしょう。
しかし本来人間が持っている感性なので、訓練すればだれでもその感覚を取り戻すことができます。
私が食事指導で一番にお勧めしているのは、工学博士の宇田成徳先生が考案開発された「健康ふりかけ」です。
手に持つだけでも、多くの方の気が改善します。(中身は白ごま・黒ごま・昆布・おかか・じゃこ)食べるとさらに良いです。
前述のK先生に身体から生物フォトンを多く出す方法を尋ねてみたところ、一番有効なものが温熱刺激とのことです。
そして鍼やお灸、マッサージなどの刺激です。おそらく気功も研究が進めば認められることと思います。
気持ちや感情も、気を変化させることが気診では捉えられています。
楽しいことを考えたときは、気が広がり、辛いことや悲しいことを考えると気は縮みます。
特に怒りの感情は気を大きく乱します。怒りを抱え続けていると具合が悪くります。
オーラの変化と身体の状態には強い因果関係があるのでしょう。

意識の変革

気診ができるようになるためには「意識の変革」が大切ですと、師匠小田一先生のご著書「気と気診」に書かれています。
兎角技術を習得することを優先にして、方法論ばかり追いかける傾向にありますが、実は一番大切なことはその根底に流れているものです。
簡単に言えば、利己的な意識を非利己的な意識に昇華させていくということです。